エフェクターの定番と言えば、歪み系です。
低音は歪ませると音の芯が細くなったり、ノイズが大きかったり敬遠されがちなのですが、BB-1Xはそんな事ありません。
しっかりと音を歪ませてくれますが、音の芯を失わずに存在感を残し、バンドのボトムを支える音を作りだせます。
バッキング時に常時ONでも、飛び道具的に歪ませて使う事も可能です。
スタンダードモードでは往年のブルースドライバーを周到したサウンドで、
さらに回路を新設計し、よりクリアにクランチサウンドを再現。
まさにブルースドライバーと言える歪みを生み出しています。
カスタムモードでは歪みをピッキングのニュアンスで歪みに変化を加えたりする事が可能となっており、熟練のエンジニアがこだわり抜いたパーツでメイキングし、図太いサウンドに定評があります。
往年の名器を見事にカスタマイズしており、最高のエフェクターと呼ばざるを得ない一品に仕上がっています。
クランチ系の浅い歪みからディープに歪みませる事もでき、いろんな場面で使えると思います。
OD-3やDS-1を使わず、こちらのブルースドライバーを使うギタリストの方も多く見受けられます。
シンプルなツマミ類に反して、本体側のボリュームやピッキングニュアンスなどで多彩な音造りが可能になっており、その奥の深さが根強いファンから愛され続けています。
ドライブツマミはクランチからドライブまで幅広い歪み具合を選べます。
クリーンな歪みからどっしりとした深い歪みまでの音作りができます。
イコライザー部分はベースとトレブルの2Bandイコライザーが搭載されているので音作りをするのにも困りません。
ベースとトレブルの帯域も広く実に多彩な音を生み出してくれます。
シュミレーションなので本家よりも劣ると思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんな事はありません。
程よい低音と深みのある中音をブレンドさせて温かみのある歪みを作り出すことが可能です。
セッションの現場でもギターとBOSSのOD-1だけを持って現れるという方も見受けます。
それぐらい王道のエフェクターです。
最初の方は歪み系エフェクターで何がいいのかわからない。
そういう時にこのエフェクターを買っておけばまず間違いないと思います。
それぐらいオーソドックスで使い勝手の良いエフェクターです。